成長期の期間~身長はいつまで伸びるのか?~
成長期とは
成長期とは文字の通り人間が成長する期間ですが、
医学的には骨端線(こったんせん)という骨の中にある軟骨の部分が存在する期間とされています。
大人になるとこの骨端線はなくなります。
この骨端線が伸びる事により、身長が伸びるのです。
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身長はいつまで伸びるのか?
身長がいつまで伸びるのか=骨端線が無くなるまでということになります。
骨端線が残っているのは一般的に男性で17~18歳、女性で15~16歳までとされております。
これには個人差があり、中には男性で25歳、女性で22歳まで骨端線が存在し、身長が伸びる方もいます。
骨端線の有無の確認は病院などで手足のレントゲン写真を撮ることで確認する事が出来ます。
値段は数千円から1万円ほどかかるとのことです。
成長期と思春期
成長期には個人差がありますが、一般的に思春期を迎えた後の3~4年間、
男性は中学生~高校生、女性は小学校高学年~中学生頃言われています。
思春期には身長がこれまで以上に急激に伸び、20~30cmも伸びる事があります。
これは身長の伸びのラストスパートであり、身長の伸びが止まる前兆でもあるのです。
つまり、思春期を迎えるのが遅ければ遅くなるほど身長の伸びる期間は長くなり、
早く迎えると身長の伸びる期間は短くなります。
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日本人の成長期
私たち日本人は世界的に見ると早熟であり思春期を迎えるのが早いとされます。
そのため日本人は思春期を迎えるのが遅い欧米人と比べ、成長期の期間が短いのです。
これが日本人の平均身長が欧米諸国と比べ低い理由の一つでもあります。
また世界トップクラスの日本人の睡眠時間の短さもこれに拍車をかけています。
成長ホルモンの重要性
この3~4年という短い期間で身長を効率よく伸ばすには、成長ホルモンの分泌を促進する事が重要です。
この成長ホルモンは身長を伸ばすだけでなく、骨や筋肉の形成、老化防止(アンチエイジング)の作用を持つホルモンです。
成長ホルモンの分泌を促進するには睡眠・運動・食事が大きく関わっています。
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